1論者のあり得ない考察置き場

ヤーティは剣盾でもそこそこ戦えることが浸透しつつあるので自身の好成績ヤーティ、使用ヤケモン紹介ブログになりました

ヤッチラゴン軸

環境初期から研究し続けてきたヤッチラゴン軸だが、ようやく紹介するにふさわしいYTが完成したので投稿させていただく。

他のヤケモンの試運転や立ち回りの研究など考える点が非常に多く、そもそも人口が増加しているのもあって順位を一時的に大きく落としたが、そこから勝ち上がれたヤーティなので実力は保証できる。

 

1.構築

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ヤッチラゴンを使う上でまず真っ先に考えたのが地面で最も多いドリュウズ。これをメタれるのはヤャラとヤーマーガアがいたが、ミミッキュ対策を厚くしたかったのでヤーマーガアを採用。

この2匹ではドラパルトやサザンドラが重かったのでここを補完できるヤゲキッスを採用、この3匹で重い岩タイプやトゲキッスを対策したかったのでヤサイドンを採用した。

この4匹は非常にガラルダルマを苦手としているので、これにある程度対抗できるヤビゴンを採用。最後の1枠はピンポ気味であったが薄いミトムやウオノラゴンに厚く出来カバルドンにもある程度行けるヤリトドンを採用した。

2.個別解説

ヤッチラゴン

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主役。こいつの技をいかに交代先にあてるかが立ち回りでは重要になる。

半減は無振りサザンドラ高乱数1、HBナットレイ高乱数2の怪物なのでどうでもいいが、問題は無効である。でんくち無効はサイクル戦では大変なディスアドである。

地面はいたら必ず選出されてるという認識でよい。逆に地面がいなくなればヤッチラゴンの天下である。

しかし、こいつ技範囲がかなり広いのでカバルドンのような極端にBの高いポケモンでなければ牽制技で相手を消せる*1

この牽制技をいかにして相手に叩き込むかが肝心で、脳死くちばしだけではない使えば使うほどその火力を発揮してくれるヤケモンである。

技は地震けたぐり牙では断トツで刺さる相手が多い牙で確定。残りは身代わり対策のロクブラだが結構撃ったのでこれでよいだろう。

サイドン

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前作までのヤンギに近く、困ったら採用しとけ枠になってる化け物。

ただ実のところH振りトゲキッスには帯エッジを高乱数で耐えられるのでトゲキッスにはあんまり安定していない。

基本悪巧みから入ってくるので他のヤケモンを捨ててこいつに回すことが大半で、こいつ単体で処理するシーンは少なかった。

それでもほとんどのヤケモンがトゲキッスに悠長な動きを許さないように組まれているのでトゲキッスに敗北した対戦はほとんどない。

ヤゲキッス

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今のところ自分の高レートヤーティ全てに入っている。

今回特筆したいのは眼鏡キッスのやばさ。

ラッキーの不在により低火力でありながら受け構築をエアスラ1つで半壊させるポテンシャルがある。

後述のヤリトドンはピンポメタ用のヤケモンであることから選出しづらいことが多いのだが、トドンが選出できない際はカバ、ドヒドイデもこいつで見ることが多々ある。

火力も相手が完全に想定外であるがゆえに対応できなくなるシーンが多く、間違いなく1番勝利に貢献してくれたヤケモン。

ヤーマーガア

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ドリュウズミミッキュがいるとこいつの選出が必須になるので当然選出回数は非常に多い。

あまりゴツメは人気がないようだがドリュと襷ガルドに対して頻繁に繰り出すのでゴツゴツメットにしている。つのドリルに対する保険にもなりうる。

上のヤゲキッスとの同時選出も多いがこの2匹の選出はロトムに非常に弱い。ロトム対策はがちがちにしていくこと、ロトム入りのPTにはトンボを積極的に使うことなどを心掛けたい。

ヤビゴン

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ダルマはさることながらパルシェンに対するメタにもなりうる。

DDが間違いなく1番使わなかったのでここは地震とかでもいい気がしている。

また、ダルマは馬鹿力を持っているので格闘技透かし(というかヤゲキッス)も一緒に選出しなければ厳しいことに注意。

ヒートロトムも考えたが単純に電気被りが嫌なのでこっちにした。スペック自体も高く構築段階で結構いい加減に見ているポケモンも多かったりするのでそういう相手に対してのケアにもなりうる。

ヤリトドン

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主にウオノラゴンとミトムに対抗する駒として入れたが、あんまり当たらなかったので草ヤトムとかでもいいかも。

ただしドヒドイデ中心の受けに対する対抗札としての役割を兼ねているのでナットレイとかはあまりお勧めできない。鉢巻奪うし。

モスノウもこのヤーティでなら使えるかなと思ったがドヒドイデに有効打0と気づき即おじゃんになった。

3.選出

わざわざ記事で伝えなくても勝手にそうなると思うが山賀ヤゲキ+野菜orヤッチラが基本選出になることが多い。竜がいないとヤゲキが抜けて山賀野菜ヤッチラになったりもする。とにかく上4からの選出が基本。

ダルマはいたらほぼ100%選出されたのでいたらヤビゴンは原則にしよう。

一方ロトムはそんなに無理ゲーじゃないのでいてもトドンは無理に出さなくてよい。トドンは刺さってるときにだけ出すのが原則(目安は3匹以上)

4.戦績

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瞬間最高65位を記録。500位以内なら結構長く維持していた。対戦数は数えていないのだが1000位以下になったことはあまりない。

最高記録でこそないが人口が一定数増えた上での100位圏なのでまあまあ満足している。

5.あとがき

構築を組むのは大変だったが結構方向性はわかりやすいため役割論理の原点である超火力を体感したい方にはお勧めである。

構築については結構他のYTに比べ変わっていると感じる。どうやってヤッチラゴンを通すかに重点が置かれ、同時に薄い相手が結構多いヤーティでもあるためだ。例えばゲンガーは初手投了でよいレベルに切っている。

ダルマやキッスにもやや薄目に組んであるが、正直ミミッキュみたいな極端に多い相手でもない限り多少怪しい相手がいても仕方ないかなと思っている(代わりに受け構築やミミッキュにはかなり強く、これらに負けたことはほぼない)。

総合的な完成度は間違いなく今まで投稿したものより高く、どんなプレイヤーでも気軽に触れるものとなっているので論者でない方にもおすすめ出来る。

ダイママホイップ(おそらくHのみに振った個体)が1撃で死ぬなどヤッチラゴンの火力にも見どころがたくさんある。強さだけではなく面白さも保証できる。

*1:HB特化ヌオーがドラクロ確2、炎の牙で無振りドリュウズ確1。